上昇気流を見つけるんや!

以下の内容の要約 

・俺は情緒不安定なときにブログを書く。

・アラブがやばい。

・俺には経験が足りない。

 

 

 日記の更新が滞ってしまって、極力しないことに決めた筈のついったでわけのわからんアラビア語のツイートと熊本県営業部長の定期ツイートを皆のタイムラインに漏洩することでのみ生存を主張しているような感じになってしまってますが、かと言って「あいつもうブログ止めたんか」と思われるのも癪なので、何かしらは書かないと。

 というかこのブログを書き始めたのは別に自分が普段どんな醜態を演じながら漫然と寿命を削っているのかを衆目に晒すではなくて、将来多少記事が溜まった暁に、――その頃には俺も多少なりとも大人になっていることが見込めますから――曾て自分がどんなことを考えながら日々を過ごしているのかを顧みるために書いているのです。言わば徹頭徹尾自己中心的なものであって、他の人が読むか読まないかなどは二の次なのだ。そういう意味でも書いた方がいいんだ! continuationはpowerなんだー!!

 でもそんなに息巻いてみたところでホイホイ書くことがある訳じゃない(だから滞ってるんだ)。「涼しくなってきましたね」みたいな当たり前のこと書いてもしゃーないしな。「今日は制服もののAVで抜いてやったぜぐえっへへっへ」とか書く方がまだなんぼかマシというもの(嘘)。

 悩む。ブログのテーマだけでなく、色んなことでよく悩む。僕だけの話でも無くて、世の中の人はみんなどうでもいいことで悩んでいる(かもしれない)。悩むのは別に悪いことでは無いが、心の高度が下がってくる。

 心の高度が下がってくる、なんてちょっとカッコつけた言い方をしたのは、グライダー競技のイメージを思い浮かべているからだ。

 グライダーは自分に動力が無いから、飛んでいる内に少しずつ高度が下がってくる。当然、下がり切っちゃうと失格になるor死んじゃうから、上昇気流を捕まえて高度を稼がなければならない。グライダーは一旦、熱上昇気流(サーマル)の中に入って高度を上げ、新たな場所を目指して飛び立ち、高度が下がるとまた上昇気流を捕まえて高度を回復する、ということを繰り返す。

 普通に考えたり生きていたりすると、だんだん高度が下がってくるので、僕たちも定期的にサーマルを捕まえなくてはいけない。その方法が人によっていろいろあって、たとえば「アニメを見る」とか「旅行する」とか「ライブに行く」「寝る」「食う」「裸で走り回る」「セックスする」だったりするのだろう。このブログも、漫然と始めたものではあるけど、俺にとってのサーマルみたいなものの一つになればいいな、と思ってもいる。

 

 だから俺がブログを上げてないときは「この三日坊主め」とか「死んだんかな?」とか思うのではなくて、ああこいつは今十分な高度を飛行しているんやな、心配せんでもええんやな、と思っていてくれルと嬉しい、ということ。

 なの、だが。

 サーマルは常に同じ位置にあるのではない、ということがミソだ。だからパイロットは飛行の度に空を読んで適切なポイントを探さなくてはならない。俺も同じで、これをすると必ず回復する、という特効薬のようなものが無い(もしくは不幸にしてまだ見つかってない)。そういうのを持っている人もいるが、俺はその限りでは無い。だから常にスポットを見つけてフラフラ動き回っている。

 別にこれは落ち込んだ気持ちをリフレッシュさせる方法、というだけの話ではなくて、広く行為一般に言える話だ……飽き性(*´▽`*)。ある一事にのめり込んで、それで以て語りつくせるような人生を生きる、というタイプの人に憧れるけど、俺にはちょっと出来そうにない。テーマは出来るだけたくさん欲しい。少ないと不安だ。孟嘗君食客にフウカンという人が居て、「兎は三つ巣穴を掘ると言います(一個が壊れても安心できるから)。貴方にあと二つ穴を作ってあげましょう」と言った話があるが、俺にも欲しい。

 不安だ、というのは、今吹いている上昇気流がいつ何時消えてしまうか分らない、ということであって、それは自分がよーわからんということだ(むろん飛んでるのだけが自分なんではなくて、空も自分なのや)。せめて願うのは、発動機が欲しいとゆーことだ。もう、定格出力200phくらいの奴で良いから。どこかで売ってないかな、あと二、三年の内にゲットしなくてはいかん、と思いながら彷徨い続けている感じ。

 

それだけで一記事を終わらせるのはもったいないので、ちょっと書く。

 

 ついったにも書いたけど、今ヨーロッパではイスラム女性のヴェール問題が加熱している。あんまり真面目に追っかけてる訳ではないので、社会の雰囲気というか論調とかは全然分らないんやけど、結構論理としてはガバガバな議論でヴェールを禁じてるような気がして、うーん、移民に対するヨーロッパの感情とゆーのは根の深い物があるよな、という気もする。そりゃ確かに、移民というわけのわからなさを含んだ「他者」の典型的な存在が、「顔」を「隠して」いるのは、かなり象徴的な現象として映るんだろう。特に眼と眼、顔と顔を突き合わせて語り合うことを重視する欧州の社会(?よー謂われるけどホンマやろか?)では。中東がもし、地理的に東アジアに近かったらどうやろう、と思わないでもない。ここまで問題視されてないんではないだろうか。わかんない。

 素人意見だけど、シリア関係の政治情勢については、ロシアの軍用機機撃墜事件が結構大きな影響を及ぼしているっぽい。墜落した直接の原因はシリアのSAMによる誤射なのだが、プーチンが口を極めて罵ったのは何故かイスラエルだった。最初は混乱したが、どうやら事前にイスラエル機が近傍で作戦行動を行っていて、それがシリア防空網を刺激したという理屈のようだ。まあプーチンはシリア問題についてはイスラエルを牽制したいので、喧嘩をふっかける体のいい口実が見つかったという所なにゃろか。一方でアメリカは中東諸国の代表を招いての会合をしているので……だいぶ構図がはっきりしてきたような。素人意見だけど。でも良いことばかりでは無いなー。

 あとは最近ジュディス・バトラーの本を猛然と読んでいる。難しいけど面白いし元気がもらえるぞ(これも上昇や!)。フェミニズムとか性の哲学とかってやっぱり面白いな~卒論はそういうので書くかも(その前に俺が性経験を増やさんと行けない気がするのだが……)何で面白いのかはまだよくわかんないんだけど、色んな人に誤解され過ぎてるのが逆に燃えるのかもしれない。

 今思ったけど、アラビア語フェミニズムって、期せずして俺のアラビア語の先生と同じ道を歩んでいるような気がしないでもない……

 

 大学が始まったら出来るだけ毎日ブログあげるようにするぜ。いぇいいぇい!